SASの危険性はどこにあるのでしょうか。
まず1つ目には、2003年の山陽新幹線運転士の居眠り事故でも明らかなように、交通事故や労働災害などの社会的影響の大きさが挙げられます。2つ目には、心疾患や脳卒中などの生活習慣病との関連が挙げられます。アメリカでは、重症のSASを治療せずに放置することで、9年後には4割の方が心疾患や脳卒中、交通事故などで亡くなっている、という驚くべきデータも明らかになっています。
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